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季節の室礼 床の間飾り




二月(如月・梅見月・初花月・雪消月)

追儺(ついな)・節分














床中央にタテ40pを超えるお多福≠フ面飾りを主体の飾り付けです。節分¥りと変わりませんが面飾り


なので赤鬼・青鬼のかわいい面を添えました。子供らの無邪気な喚声が聞こえたら幸いです。








当り棒は山椒の木の見立てが面白いです。写真の金棒は手作りで元は千円程度の麺棒をうまく使って出来ています。


山椒の木は小鳥店で売っています。なるべく雄木≠フゴツゴツしている方が迫力があります。


お面はなるべくかわいい物に限ります。











紙敷(オリジナル 梅に因んだ物でかわいらしい鬼の楽焼の香合です。一人は豆に当てられ頭を抱えている所です。


手前は鬼の金棒の香合です。クラフトをしている方でしたら、このくらいはハンドメイドで作製できます。






    


大津絵の各種板額とお多福の面です。いろいろな床の間のサイズにより掛け替えています。大きいものは


だいたい6s、小さい物で2〜3sの重量があり、とても床中央に打ち込んだ花生釘では落下の危険があります。


せっかくお席に飾ろうと思っても出来ない事をよく聞きます。









和額装釘という額釘があります。(写真上。下は床中央の花生釘)あらかじめ茶室設計時頭に入れたプランを


お奨めします。シルバー色は洋額吊り・ブロンズ色が和額装釘。40号〜60号(ガラスなどが入った)の和額でも


持ちます。万が一大地震でもこの釘があれば安心です。頭が捻じ込み式なので普段茶事等気になりません。









25.2.4 東京数寄屋倶楽部 村山元伸