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江戸の風一人事


春に想う






床飾りをしていると旧暦・新暦で困ることが多いです。花は時季(ときの物)、これも困ります。


私はイミテーション造花を多く用いるようにします。東京新木場は場末です。潮風が強く台風時には


海水のシャワー状態。こんな所でけなげに頑張って花を咲かす草花には心打たれ頭が下がる想いです。


もちろん肥料雑草取り、剪定もし丹精を込めます。花生(はないけ)の定石通りの寸法で生けられません。


また切り花にしたくありません。今年は陽気のせいか、どういう事かわかりませんが、三月の花揃≠ェ出来ました。






白もくれん 木藤 桃(京舞子)










さくらんぼの花 水仙 日向水木






ほんの少しづつ生けてみました。春の花揃い踏み♀L母草はかわいそうで切れませんでした。


後は花看≠フ櫻を待つばかりです。今年は少し早いです。夜櫻で一杯、燗は「人肌燗ですね」


抹茶入りのお茶け(オチャラケ)もいいですね。












25.3.18 東京数寄屋倶楽部 村山元伸