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数寄者の小道具






3月 桃




桃の花は春の季語、古くから中国では桃≠ヘ仙木・仙果(神・仙人に力を与える樹木と果実)とされ、


邪気を祓い不老長寿を与える植物と言われてきました。祝い事の際には桃の実をかたどった饅頭菓子


壽桃(ソウタオ)≠食べる習慣があります。日本においても中国と同様桃≠ノは邪気を払う力があると


考えられてきました。







桃の木より造られた茶杓二種 木の皮の入りくんだ所をうまく利用して造られたものと、

素直に樹形通りに削られた茶杓。









古事記では伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が鬼女、黄泉醜女(よもつしこめ)に桃の実を投げ付ける事で退散させたと


記され、桃の実はその功により大神実命(おおかむづみのみこと)の冠名まで与えたと言われています。








この時季、雛祭り≠ノ用いても、また野遊び≠ノ因み桶型や種壺茶器に合わせ使っても面白いと思います。





根来塗り種壺(たねつぼ)茶器 割板塗り桶£リ 

東都指物師 風里谷藤伍造り














茶杓二種 桃の木=@数寄者 畔江漁徒作 











25.3.18 東京数寄屋倶楽部 村山元伸